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2020.11.02

七つの習慣②

牧の原モア教室の高橋です。
 
さて、前回の七つの習慣の第1の習慣「主体的である」に続き、今回は第2の習慣をご紹介いたします。
 
★第二の習慣「目的を持って始める(終わりを思い描くことから始める)」
 
人生において成功する、幸せになる上でももちろんですし、何かを成し遂げるには「目的」がとても大切です。
その上で、人それぞれ「何を軸において行動するか」これを定めた上で人生を進んでいくことが成功のカギとされています。
 
よく聞く軸の例をいくつか挙げてみます。
 
・家族:夫・妻・子供を第一に考え行動する
・お金:とにかく稼ぐ!その上で稼げることにつながることを頑張る!
・仕事:一番は仕事で成功すること!
・所有物:(車や家、ブランドものなど)一生の目標であるものをGETする!
・趣味:熱中している趣味を極める!
 
実はこれらの目的は、本書においては全て「誤った軸」なんです。
なぜかというと、全ては「自分中心のものではなく、また何か予想外のことが起こった時にブレてしまう軸だから」です。
 
少し極論もありますが、
 
・家族:もし家族が亡くなってしまったら?
・お金:稼げてしまったら人生の目的はどうなる?
・仕事:その仕事がなくなってしまったら?もしくは働けなくなったらどうする?
・所有物:GETしてしまったらその後は?
・趣味:興味が薄れてしまったら?趣味が変わってしまったらその都度人生の目的が変わる?
 
このように言い換えることもできます。
じゃあ、どのように決めればいいのか?どんなことが良い軸なのか?となりますよね。
 
ここで、一つ真剣に想像してみてください。
 
あなたが亡くなってしまい、あなたのお葬式が開かれた時に家族・友人・職場関係の方が参列しています。
その弔辞で参列者の方に「あなたはどんな人だった」と言われたいでしょうか。
 
・周りに笑顔を与えてくれる人でした
・常にチャレンジしている人でした
・感謝を決して忘れない人でした
・人々が幸せになることに最善を尽くしてくれた人でした
 
人それぞれ、こう言われたいというのは違うと思います。
ただ、その人にとって亡くなったときに言われたいことが「なりたい本当の姿」「本当の成功」ではないでしょうか。
自分の軸というのは、この「なりたい姿」に対して考えるべきだと本書では記しています。
 
このなりたい姿に対して定めたルールを「ミッション・ステートメント」と言います。
その一例を書いてみます。
 
1. 愛する家族と友だちを大切にすること。
2. 感謝の気持ちを忘れないこと。
3. 自分を信じて、自分の気持ちに正直に生きること。
4. 生きることを楽しむこと。そのためにも身体を大切にすること。
5. この世界がもっとよくなるように自分ができる最善を尽くすこと。
 
いかがでしょうか。
少しふわっとしているイメージですが、人生における本当のなりたい姿につながるルール、としてはとても納得できる部分が多いと私は感じました。
 
この「ミッション・ステートメント」は、個人でも、また家族でもそれぞれ定めるべきと言われています。
 
生徒様にとってはまた、とても難しいお話だと思います。
ただ、ご本人にとって、またご家族にとって良い関係を築いていくために、「その生徒様にとってのルール」「家族にとってのルール」を定めることもとても良いと思います。
 
・何かをしてもらったら「ありがとう」と必ず伝える
・迷惑をかけてしまったら「ごめんなさい」と素直に伝える
・常にチャレンジする
・思ったことは、正直に伝える
・相手を尊重する
 
この「ミッション・ステートメント」は一度定めて終了・・・ではなく、数ヶ月かけながら少しずつ修正していくべきとも記されています。
皆が幸せになれるように、また成功できるように、家族会議をして「なりたい家族の姿」「それぞれのなりたい姿」をぜひ話し合ってもらい、ルールを定めてそのルールに沿って行動して見てください。
自ずと、なりたい姿に向かって進むことができると思います。
 
いかがだったでしょうか。
少し難しいお話だったかと思いますが、私としても学ぶことも多くとても大事なことだと感じました。
 
ここまで読んでいただきありがとうございました。
是非次回もお楽しみに!