イオン千葉NT教室の阿部です。
世の中には様々なビジネス書や自己啓発書が溢れかえっています。
頭でっかちにならず、在り方・やり方を
バランス良く学んでいくことが大切だと日々感じております。
その中で今回、森信三先生の「修身教授録」という本と
出会えたことを本当に嬉しく思います。
全社員で「修身」に関する共有会を開いていくことになりましたので、
こちらにも記載させていただきます。
「学者にあらず、宗教家にあらず、はたまた教育者にあらず、
ただ宿縁に導かれて、国民教育者の友としてこの世の『生』を終えむ。……
私の内面には、常に全国50万の国民教育者の姿が消えたことはない」
没後20年以上が経ったいまなお、
その人となりや教えを慕う人々の数は増え続けています。
この本は教師を目指す学生に向けた講義にもかかわらず、
「死生の問題」「人生二度なし」など、
本質的かつ簡潔に人生の要諦を解き明かした教えは、
年齢、性別、職業を超え、万人の心を打つ不滅の輝きを放ち、
平成元年の刊行以来、11万部を超えるロングセラーとなっています。
今回はその中から「最善観」という考え方を取り上げます。
「全ての出来事は必然かつ最善である」 という考え方です。
森信三先生は講義の中で、 「最善観」について次のように述べています。
不幸な出来事が起きた時には、
裏に隠れたプラス面を理解することにより、
自分をプラス発想へと転じることができます。
そして、順調な日々を送っている時こそ、
他人の情や苦しみを思い、調子に乗らないように努めます。
つまり、この「最善観」という考え方を持って生活すると、
どのような状況からも学ぶことができるということになります。
「最善観」という考え方は、自分に起こる全ての出来事を
必然かつ最善であると捉える方向に導いてくれます。
改めて、いかに心の持ち様が大切であるかを学ぶことが出来ました。
このような機会を頂いたことに感謝いたします。
ありがとうございました。